結構前に読みはじめて、さくさく読み進めることができる現代日本の小説なのだが、内容が実にクリティカルかつ有意味に気持ち悪く、なかなかページがめくれないため読了に時間を要した。 コンビニ人間作者: 村田沙耶香出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/…

なかなかわけがわからなかった。以下ネタバレあり。 あらすじ。現代韓国の小さな村で、不気味な殺人事件が連続して発生する。事件は狂気に陥った犯人は自分の家族を皆殺しにするというものであり、マトモな動機は見つからない。 警察官である主人公は捜査を…

職場の怖い上司がこれを「面白かった」といっていたのを今年の春頃に聞いて、上司のキャラとの落差含めて記憶に残っていた書名だったのだが、本屋で見つけてついに読んだ。 三島由紀夫は『金閣寺』しか読んだことない。〜あらすじ〜 Wikipediaより 『沈める…

7月の読書メーター読んだ本の数：5冊読んだページ数：1857ページナイス数：2ナイスエロティシズム (中公文庫)読了日：07月31日 著者：澁澤 龍彦ウォーキング・デッド１）本が物理的に重い ２）内容が重い ３）画風が重い（2部以降） 等いろんな意味で疲れる…

せっかくなのでまとめてみた。 去年は、年度末の業務進行によりただでさえ死にかけていたのに加え、くだんの大震災。 震災対応で24時間オーバー業務に駆り出されたり新年度の担当変更でテンパっていたりと、なんだかもうよく分からないまま6月を迎えていたよ…

いまさら何故更新するのかといわれると、特に理由もないのだが、昔書いた駄文を貼っても罪に問われたりはしないでしょう。 チョーエツとかいってるあたりは苦笑いで読み飛ばしていただけると幸いです。 テッド・チャン『地獄とは神の不在なり』の猛烈なネタ…

エヴァ破を見て、色々と思うところがあったので日記に書いてみる。 わりと前作を忠実に踏襲していた「序」と比べ、完全に逸脱した世界を描いているといっていい「破」。「序」の段階では、続きを見ないとなんとも言えない・・・としかいえなかったが(アニメ…